明日の14日まで休み。ひゃっほい♪
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水やり
コーヒーの木(大)中7日:前回 中8日
コーヒーの木(中)中7日:前回 中8日
完全に枯れた葉は取り除いたが、先端だけとか部分的に傷んだ葉をそこだけハサミで切るのか全部取っちゃうか悩み中。
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久しぶりに楽譜を買った。
GG225 村治佳織ギターソロ・コレクション
モニターに映っているのは日々の基礎練習を真面目にやってみようと、手持ちの教本の中からエクササイズを選んで楽譜作成ソフトに打ち込んでいるところだ。
さて、買った楽譜は初版が1997年なので27年前の。買ったのは12版。
楽譜、特にクラシックギター譜って初版だけで直ぐに絶版になるのが殆どで、見つけて良いなと思ったらその場で直ぐに買えと言われるくらいだ。なので異例とも言えるロングセラー。さすが村治佳織さん。
村治さんは14歳の時に東京国際コンクールで優勝という、普通ではちょっと考えられないくらいの天才ギタリストだ。勿論、人一倍練習を積んでの事と思うが、誰もが努力だけでそこまで行けるのかというとね。検定試験と違ってコンクールの優勝はその一年で一人だけの栄冠。「東京」とあるが海外のプロもわんさか参加する国際コンクールを14歳の若さで優勝ってね。
で、今更27年前の楽譜を買ったのは、J.S.バッハのBWV156『シンフォニア』が弾きたかったから。
手持ちの楽譜を探すと2冊に入っていたが、その調(ホ短調とかハ長調とかのそれ)が気に入らなくてYouTubeで探したところ、この村治さんのとディビッド・ラッセルのが美しくてこれで弾きたいと思った。どちらも同じ調で、聴いた感じ癖のある編曲もしていないのだけど、村治佳織さんの編曲ということ(美人さんですなぁ)と翌日に届くAmazonで買えたのもあって村治さんのにした。
バッハの曲はギターで弾くには適していない調が殆ど(そもそもギターという楽器が存在していない時代)なのでギター向けに移調するのだが、その移調のコンセプトは以下の3つに分類され(私の主観ですが)
- あくまでも大バッハ様の原曲イメージを損なわないよう、同じ調にするか半音上げる下げるに留める。
- バッハの時代にギターがあってそれ向けに書いたと仮定すると恐らくギターが最も美しさを発揮する調で書いたであろうと考え、ギターの特徴を生かした調に移調する。
- ギター初級・中級者向けに弾きやすさに重点を置いてアレンジする。音符の数さえ減らすこともあり。
私の先生は2だ。例えばチェロ組曲をギターで弾くのにチェロの原曲に合わせるべきって言うならギターじゃなくチェロで弾けばいいじゃん。ギターの美しさをを引き出してこそ初めてギターでチェロ曲を弾く意味が生まれるんじゃない?と。
で、村治さんのも2だ。
このシンフォニアはカンタータ(声楽曲)の冒頭に演奏されるのだが、カンタータ156番は
『我が片足既に墓穴に』
という内容の歌とのこと。
それを知ってこのシンフォニアを聴くとなんかあれだね。独りで残り少ない自分の人生のこれまでを思い返しながらポツンポツンとゆっくり静かに弾く。その近い将来の為に練習しよう。