おもいつかない

タイトルなんておもいつかないような日々

コ中 水やり & コンクール & サガミで夕食

コーヒーの木(中) 中8日:前回 中7日

 

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マチュアコンクール当日。

会場となるホールは我が家から車で40分程。私が出場する一般の部は午後から受け付け開始なので、午前中は自宅で練習だ。

ミスの多い所の部分練習と、ゆ~~~っくり弾いて指の運びを確認しながらの練習に時間を割く。 

 

小諸七兵衛を月見そばにした昼食を摂ってから会場へ。

出番は早い方なので、受付終了後直ぐに練習室兼楽屋に放り込まれる。1時間くらいそこに居たかな。周りの人は凄い勢いで曲の通し練習に励んでいるのだが、皆さんかなり難易度の高い曲ばかり。予想はしていたけど、過去に3回出場したコンペティションとのレベルの違いを実感。

私はあまり曲を通さず、発汗で左手が湿って弦の上を滑らせにくくなる対策として、触れるか触れないかのちょっと浮かせたポジション移動の練習を繰り返す。専門用語で言うと「ガイドフィンガー」の圧を下げて例え浮いちゃっても弦というレールの上を外さない練習。移動を最初から最後までガン見することになるのだが、その為にフォームを変えて遠近両用メガネを外し、裸眼で弾くことにしたのだ。

 

さぁ私の出番。

裸眼だと視力0.1以下なので、ステージ上からは人の顔が全く判別できない。これはメリットだな。

私は手の汗が若干増える以外は鼓動が速くなるなど緊張状態としてよく言われる変化は起きない。だけどやはり手は思ったようには動かないし、焦ると普通に震えが出る。

なので部分部分で上手くいかない小さなミスやそれに焦った結果意図しない音が出ちゃったりでミスだらけだった。特に「次の音を特に美しく」と考えちゃった部分はほぼ全部失敗した。満足とは到底思えない出来でステージを後にしたのであった。

 

今回でつくづく思ったのは、やっぱり弾きながら自分の動きを考えてちゃダメだね。それはもう自分の作り出す音楽に没頭できていない状態なのだな。指の動きやポジション移動なんてのは、他事を考えながら、例えば九九を口に出しながらでもピタリと決まるくらい体に叩き込んでおかないと本番では全然動かせないと実感したよ。

 

出番が終わってから表彰式まで3時間程あるので早めに夕食を。歩いて10分くらいの所にサガミがあるのを調べておいたのでそこへ。ちなみに妻も付いてきているので二人でだ。

 

うなぎ丼和膳(上) 4,840円

三河一色産うなぎ」としてあったので、ヤケクソもあって、これにしちゃった。麺は蕎麦ではなくきしめんを選ぶ。名古屋に住んでいる人はきしめんをよく食べているってイメージがあるかもしれんけど、意外とそれがメニューにある店は少なくて滅多に口にできない。

刺身用醤油皿の左にあるのは醤油入れと思って何も疑わずに皿に出したのだけど、うなぎのタレだったw なので刺身は妻の醤油皿を借りて食べた。

ぶっちゃけ専門店と同じレベルの値段だけど、やっぱり職人が炭火で焼いたのには遠く及ばないうな丼だった。ちょっと匂ったし。刺身も無い方がいいくらいの質。サガミさんは好きなんだけど、失敗だったと言わざるを得ない。

妻が食べたこれ↓の方が正解だったな。

サガミの天ぷらは美味しいよ。海老天1本もらった。

 

食後は知立駅の周辺をのんびり歩く。駅が凄く綺麗になっていて周辺に居酒屋や焼き鳥屋など沢山立ち並び、若い人達が大勢で飲んでいる様子が店の外からも窺えた。なんかこの街だけバブルの頃みたいな活気だ。名駅界隈のくたびれたサラリーマンがのたくっている雰囲気とは全然違う。今度は電車で飲みに来たいと思ったよ。でも騒々しさに圧倒されちゃうかな。

 

流石に疲れてもう眠いので、コンクールの結果はまた明日の更新で。