またドニチエコきっぷを使って名古屋市内を巡る。土日以外に祝日も使えるバス地下鉄一日乗車券。
地下鉄国際センター駅で降りてまずは腹ごしらえ。地産地消の中華そばの店へ。
那古野特製鶏そば 1200円
麺は愛知の小麦「きぬあかり」を使用した平打ち麺。名古屋コーチンと錦爽どりの鶏ガラを使ったスープに醤油も七宝町の老舗の物とのこと。蒲鉾の説明はないが恐らく名古屋かまぼこ。
見たまんまです。うんまい。炙った鶏肉や海老、チャーシューもうんまい。スープも飲み干す勢いだったけど底から1cmは残せたのでセーフ。お値段以上に満足な一杯だった。
普段は開店前から行列らしいけど、祝日だからか開店5分後に到着で直ぐに座れてラッキーだった。先客は4組5人。全部で9席しかなかったと思う。私たちの直ぐ後に満席待ち状態に。
ちなみに「那古野」は地名で「なごの」と読むが、「名古屋」は元々「那古野」と書かれたらしく、「那古野神社」という911年創建の神社の読み方は「なごやじんじゃ」なので実際そうなんだろう。この中華そばの読み仮名が書かれていないってことは「なごのそば」と思うけどどっちかな。
食べた後は近くの四間道(しけみち)や円頓寺商店街をぷらぷらと写真を撮って歩く。が、暑いなー。10月中旬とは信じられないくらい暑い。商店街はアーケードなのでまだいいけど四間道は日差しを遮るものがなく歩いてらんない。
四間道の暑さが伝わりそうな写真
直球な看板
他の写真ブログの方々のを見させてもらうと自分の写真の下手さ加減に絶望なので、説明の為の写真だけ載せることにした。
円頓寺の脇道の建物
ちょっとヤバそうな感じだけど、ここを右へ行って直ぐの角を曲がったら、首に派手なタトゥーが沢山ある方々と目が合ってしまい、「ふーん、こんな感じなんだ」と見渡すように目を逸らせてUターンして戻った。何かされたわけではないけど、日本の路地裏もちょっと怖くなってきたなと感じたよ。
同行の妻があまりの暑さに「映画観に行こう」とか言い始めたのでとりあえず喫茶店に入って涼むことに。やっぱり個人の趣味写真を撮るときは一人でないといかんね。
冷たいコーヒーのケーキセットで一服後、せっかく一日乗車券を持っているのでバスに乗って移動。名古屋駅まで歩いて15分くらいの位置から大回りして名古屋駅に向かう市バスに乗り、観光バス気分で名古屋駅西側の風景を眺める。
私は名古屋の北の端で生まれ育って結婚後は東の端に住んでいるので、西側の土地勘は全くのゼロ。なのでグーグルマップで現在地を見ながら「お、ここが本陣かぁ」と結構楽しめた。
名古屋駅に到着後「メーグル」乗り場を探す。メーグルとは名古屋の名「メイ、メー」と「巡る」を掛けたと思われる観光地を巡るバスだ。
「名古屋」ってゆーと大抵は「金色」か「鯱」か「八」だ。知っている人も多いと思うがJ1サッカーチームの「名古屋グランパス」の正式名称は「名古屋グランパスエイト」で「名古屋鯱八」である。ユニフォームは金色にすべきであったな。話がそれたがこのメーグルも金色が目印で、ドニチエコきっぷで乗り放題。
念のためでしつこいと思われるかもしれんが、名古屋城のシンボル「金のしゃちほこ」と、「八」は名古屋市の市章で尾張徳川家の合印から採用された。
そのバス停の位置や時刻表が掛かれたパンフレットがどこの地下鉄駅にも置いてなく、結局手に入れられたのはメーグルバスに乗り込んだ後の車内という。
基本ホテルのロビーに置いてあるらしいのだけど、泊ってるわけではないホテルに入ってそれを貰うってのもハードル高いぞ。HPやPDFは用意されていてそれで分かるのだけど、スマホの画面用に作られているわけではないので大変見辛い。もうちょっと何とかならんかな。
比較的涼しそうな観光地ということで、徳川園で降りる。
尾張藩二代藩主光友の隠居所として元禄8年(1695)に造営された大曽根御屋敷跡とのこと。
園内には滝も作ってあって涼しい場所が沢山
「大曽根の瀧」と書いてあった。
大きな池もあってその脇に見たことのない花が。段菊 (だんぎく)って説明が書いてあった。不思議な花の付け方でかわいい。
夕食に予約した時間が迫ってきたので40分ほど時間を潰し、またメーグルに乗って名古屋駅に戻る。
夕食はこんなん。
webで見つけて期待して予約したけど、まぁ、宴会向けの店だったかな。天ぷら美味しかった。
そんな感じでまた一日名古屋市内で遊んだ。バスは景色を楽しめる分地下鉄より面白いけど、下半身が固まって腰が痛くなるのが難点。
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先日書いたTVドラマの演出の件で読んでいる人に不快な思いをさせてしまったかもしれません。公共の電波を使う制作側の裏に潜む人たちに向けたのがエスカレートしたわけでして、それ以外に意図はないことをお断りしておきます。不快な思いをさせてしまって申し訳ありませんでした。