今日から出社。
本格的な夏が始まる前に夏休みが終わっちゃうとなんか損した気分だ。他の人達はまだこれから休めるのに。って、我儘が過ぎるな。
冷やし焼き茄子とろろ蕎麦 800円
蕎麦ばっかり食べているおっさん同士で。
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旅行に行くと自分用に手拭いを買っている。今回は3枚買った。
手拭いは飾るわけではなく完全に実用で、普段の使い方は
- 枕カバーの上に手拭いを乗せて「枕カバーのカバー」として寝る
- 風呂に入るときその手拭いを持っていって体を洗う
- 風呂には物干し用のバーがあるので手拭いを掛けておく
- 陰干しでも半日経たずとも余裕で乾くので、乾いたそれを寝室の収納スペースに収め、別の新たな手拭いを枕カバーに乗せる
という感じだ。枕カバーのカバー用に5枚程でローテーションしている。
他には外出時のタオルやハンカチ代わりに。何枚持ってもタオルとは比べ物にならないくらい嵩張らないのでなにかと便利だ。登山をしていた頃は特に重宝した。
日本は湿度が高いので西洋発祥のタオルよりも手拭いの方が合っていると思うぞ。端を折り返して縫っていないのがポイントで、横糸がほつれてきて縦糸がフリンジのようにヒラヒラするからよりいっそう乾きやすくなるって訳だ。使い始めは盛大にほつれるからちょっと面倒だけど。
買う時の注意点はプリントではなく染めてあるものを選ぶこと。染には「捺染(なっせん)」と「注染(ちゅうせん)」があって、大抵は外袋のどこかにシールで貼ってあるか小さな紙が入っている。プリントのを買っちゃうと体を洗うにも枕カバーにも肌触りが悪くて使えない。キャラクターや動物などはプリントが結構多く、石垣空港にもイリオモテヤマネコの可愛い手拭いが売っていたがやっぱりプリントだった。
プリントかどうかは表と裏を見れば分る。
注染はどっちが表か裏か分からないくらい両側から同じように柄が見える。
捺染だと裏は薄くてどっちが表か分る。文字とか実在の建造物や風景など、裏表を敢えて区別させたい柄によく使われる。
プリントは糸の表面に乗っているだけなので、裏側の糸に色が乗っていない。柄のある所とない所の手触りが全然違うので、手で触れば直ぐに分かる。
あと、染の色は藍色がいい。以前赤色に染められた手拭いを買ったことがあるが、色落ちが凄くて使っているうちに染められていない白い部分が朱色になって締まりのない手拭いになってしまった。
藍色で豆絞りのような柄だと色落ちも直ぐにおさまって使い勝手がいい。有松の板じめて染められた豆絞りを1枚持っているのだが、味があって好きだ。これは大切にしている。
とりとめもなく書いてしまったが、「手拭いは良いよ」ってな話でした。