おもいつかない

タイトルなんておもいつかないような日々

ギター弦交換10/23

前回弦交換した日は覚えていないな。

今年の3月か5月のどっちか。コンペティションか発表会か、何かしら人前で弾くって時にしか交換しないのだ。自慢気に書いてどうする。

 

これが私のギターの中身。

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愛知県在住の作家さんが作られたギター。ラベルに書いてある年の2018年に新作で購入。

 

私が通っているギター教室でありクラシックギター専門店のギターを選ばせる方法は、同じ金額のギターを複数(私の場合5本)用意して勝ち抜き戦方式で選ぶというもの。順番に5本弾いたところで最初のはもう覚えていないので、2本づつ交互に弾いて「こっちが好き」と勝者を残し、また次のギターと弾き比べで対戦させて最終的に勝ち残ったギターが貴方の一番好きなギターです。と。で、この子が勝ち残った私の大切なギター。

今年あった教室のギタークリニックで作家さん本人にお願いして弦高を0.3mm下げてもらい、たったそれだけで随分と弾きやすくなった。

所有ギターはこの1本だけ。過去に複数のフォークギターやセミアコや12弦ギターなんぞ所有していたことがあるが、余程部屋が広くて手の届く範囲に全部のギターをスタンドに立てて置けるなら別だけど、常に弾くギターは決まってしまうので、クラシック音楽に絞った今では他のギターを買うなんてことは全く考えていない。

が、ギタークリニックの待ち時間にこの作家さんの最高峰である150万円のギターを試奏させてもらった時、軽く弾いても音がパーンと出て来てビックリしたな。あれは素晴らしかった。他のギターは考えていないと言いながらも、退職金を沢山貰えたらそれに買い替えるかも。でも望みは薄いな。会社の創業会長からも社長からも嫌われているからな私は。知らんけど。

 

 

 

弦交換途中の写真

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ギターの左側に並んで写っているのは、下から弦を切るニッパー、弦を緩めたり張ったりを高速に行えるワインダー、結んだ高音弦が抜けないように先端を溶かすためのプラズマライター、新品の弦、爪を磨くためのヤスリ類が入っている金属ケース。

 

弦はサバレスの510ARPという型番のもの。低音弦も高音弦も長持ちが特徴で、高音弦の1~3弦がカーボン弦。

これにする前は3弦だけカーボンのを使っていて1弦2弦のカーボンは今回初めて張ったのだけど、まぁ滑る滑る。このギターはブリッジ側の弦を通すところがダブルホールで普通のより緩みにくいと思うのだけど、1弦を張り替え終えてチューニングをしている途中でブリッジ側を確認したら、今にも抜けそうになっていて慌てて緩めて張りなおした。危ないところだったな。3回くぐらせないとヤバい。

 

サバレスの前は安くて高品質なダダリオのプロアルテEJ45を使っていたのだけど、目玉が飛び出るくらいの値上げ(3倍?)になったので、どうせ高い金払うならと、長持ちで評判の良いサバレスのに変えた。

でも弦の長持ちに一番良いのは、常に右手の爪を磨いて凸凹を無くしておくのと、弾いた後に弦をウエスで拭く事だと分かっているんだけど、なかなか面倒なんよねぇ。

 

ギターに興味ない人は誰も読まないだろうと説明をあまりせずに書き進めたけど、もしも最後まで我慢して読んだけどチンプンカンプンだったなんて時間の無駄遣いさせてしまったなら申し訳なかったです。