おもいつかない

タイトルなんておもいつかないような日々

右手の運指 10/22

もう何か月もやっているバッハのBWV998プレリュード。

いつも使っている楽譜には右手の運指(指の使い分け)が書かれていないので、自分で決めて適当にやっていたのだが、いつまで経っても音色も音量も安定しないので、別の楽譜を出してきてそれに書かれている運指を見てみた。

そしたら全然違うのな。[a](薬指)を極力使わない運指になっていて、それでやってみるとバランスがかなりマシになる。以前からのがクセになっちゃってるのでまだスムーズに弾けないけど、[i](人差し指)と[m](中指)を多用するこっちの方が良さそう。

先生に「音が大き過ぎる」と言われていたのも、重要なモチーフの弾き始めをa指にしてコントロールを難しくしているのに、先生の前で少し緊張気味な状態で「芯のある音を出さないと」という意識から結果的に強く弾き過ぎてしまうのだと気付いた。

 

運指のある方の楽譜。音符の上下に小さく書かれたp,i,m,aの記号が右手運指、0,1,2,3,4が左手運指

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今まで使っていた右手運指のない方の楽譜。

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楽譜にわざわざ記載されている運指はやっぱり理にかなっているんだな。

練習し始めの段階から自己流ってのが如何に遠回りだったかも思い知った。何より、せっかく同じ曲の楽譜を2種類買ったんだから、最初の段階で両方やってみればよかったよ。

そういえば、運指の入っていない楽譜の方を選んで使っていたのは、1ページ少なくて見開きで全部見られるという横着者な理由だったっけ。