雨が降っているとランチは雨天中止として昼寝をするのだけど、今日は何か食べたくなって行ってきた。傘持参でランチなんて何年振りか覚えていないくらい。
カレーきしめん定食 1050円
普段会社を出てランチに向かうのは東か北の方角になるのだが、この店は南のビルの地下にある。そのビルの地下には昔は数軒の飲食店があったのだろうけど、今はこのうどん屋さんしか残っていないので、もしも休みだったら他に行く店もないから近い割に滅多に行かない。
そんなわけで久し振りに来たのだけど、うどんつゆが私には塩っ辛過ぎたのは覚えているのでカレーにしてみた。
うん、正解。昔懐かしいカレーうどんって感じ。小鉢の天ぷらも注文を受けてからの揚げたてなので熱々サクサクで美味しかった。
また来よう。行ってみて休みだったら会社に戻って昼寝すればいいし。
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ドラマ『舟を編む』の最終話を観終えた。
辞書の監修者である松本先生の容体にハラハラさせられたが、登場する誰もが良い人で頑張る人で意地悪な人も憎むべき人も出てこない、誰も傷付けない傷付かない幸せな結末。
実に後味の良い素晴らしいドラマであった。良いストーリーにはサプライズやどんでん返しは要らないのね。直球勝負の感動に勝るものなし。
そういえば、辞書の印刷に使う紙の話に出てきた「指に吸い付くようなぬめり感」というのを実感したくて、家にある岩波国語辞典を引っ張り出したのだけど、新品のビニール袋が開けられない脂切れの老人指では紙の表面をなぞるだけでめくることができなかった。もし20年若返ることができたら辞書を指一本でめくってみたい。